「根拠のない思い込み=偉大なる勘違い」が成功を導く(その2)


インド独立の父であるマハトマ・ガンディーは「人間はその人の思考の産物に過ぎない。人は思った通りになる」という名言を残している。その人がどのような人間であるかは、その人がどんな思考をしているかで決まる。つまり、自分は本番に強いタイプだと強く思っていれば、本当にそのようになるのだということである。(その1 より)

たまたまうまくいった過去の出来事があるとする。

例えば野球なら「さよならヒットを打った」とか、サッカーなら「自分のシュートが決勝点となった」などという経験である。それを「本番に強いからだ」と思い込む。そうすることで、その人は本当に本番に強いタイプの人間になっていく。

たとえミスしたとしても「今回はたまたま運が悪かった」と言って失敗を引きずらず、うまく切り替えて次に臨む。そうして都合のいいところだけを記憶に残し、失敗した過去はあっさりと忘れ去る。それを繰り返すことで、ますます自分は本番に強いタイプだと思い込むようになる。

だからといって日々の努力を怠ってはいけない。誰にも負けない努力をしたという自負がある人は、どんな場面でも堂々と自分の力を発揮することができる。本来そうあるべきである。

自分が本番に強いタイプの人間かどうかは別にして、私は意識して根拠のない思い込みを実践してきたつもりである。

「自分は生まれつき幸運の持ち主である」
「自分は世界一立ち直りが早い人間である」

こう思い込んできたおかげで、私は落ち込むことがない。
いや、立ち直りが早いので落ち込んでいる時間が人より短いだけである。
でもそのことで日々のストレスは感じなくなった。

 ストレスがなくなると、何をやってもうまくいくような気がする。
失敗したらどうしようという不安も感じなくなった。これからの人生うまく回っていきそうな気がする。
やはり自分は生まれつき幸運の持ち主なのだ!

根拠のない思い込み=偉大なる勘違い

是非皆さんにもお勧めしたい。

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この記事を書いた人

コムコムランゲージ進学教室の教室長

2020年までに指導した生徒はアルバイト時代を含め、1000人以上。
1回授業をすると、授業姿勢や表情、字の書き方などからその子の学力をほぼ正確に見抜くことができる。

家庭では2児の父で、大の旅行好き。
休みになると日本各地を巡り、本州では山形県を除いてすべての都府県を制覇している。

著書「流れがわかる中学歴史の授業」(風詠社)

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