「小数のかけ算とわり算」は必要か?

小数のかけ算とわり算は小4~小5で習う。

小数は分数に置き換えられるので、小6で習う分数計算ができれば、小数が苦手な生徒も問題はなさそうだ。
では、小数のかけ算とわり算ができなくても本当に大丈夫なのだろうか?


実は中学校に入って本当に小数が必要となるのは、数学ではなく理科である。
ほとんどの中学1年生はこのことを知らないので、理科で小数計算がたくさん出てくることに戸惑う。
きちんとやっておけばよかったと後悔してももう遅い。

中学校の理科で小数計算が使われる単元・分野を挙げてみると・・・


(1年) 密度、濃度、溶解度、音速、周波数の計算、ばねののび、地震波の速さ
(2年) 化学変化と質量、電流、電力、熱量、湿度、圧力、神経
(3年) 記録タイマー、物体の速さ、エネルギー、天体の動き

これをみると、理科の計算は物理や化学分野に限ったことではなく、地震波や湿度、天体の動きなど
地学分野からも広く出題されていることがお分かりいただけるだろう。

また、理科だけでなく社会の地理分野からも、人口密度や時差の計算など小数のかけ算・わり算ができないと
正解にたどり着かない問題は多い。

小数の計算は小3から習い始める。
3年はたし算・ひき算、4年では小数に整数をかけたり割ったりする計算、5年では小数どうしのかけ算
・わり算を習う。特に5年で習う計算は、しっかり身に付くまで反復練習を繰り返しておきたい。

その成果は間違いなく中学の理科の成績に直結する。

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この記事を書いた人

コムコムランゲージ進学教室の教室長

2020年までに指導した生徒はアルバイト時代を含め、1000人以上。
1回授業をすると、授業姿勢や表情、字の書き方などからその子の学力をほぼ正確に見抜くことができる。

家庭では2児の父で、大の旅行好き。
休みになると日本各地を巡り、本州では山形県を除いてすべての都府県を制覇している。

著書「流れがわかる中学歴史の授業」(風詠社)

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