保護者懇談は父親こそ出席すべし

当教室では年に3回、学期末に保護者懇談を行っている。


その学期の報告、季節講習の説明、進路や生活面での相談など、懇談の内容は多岐に渡る。
懇談には母親が来ることがほとんどなのだが、中には父親が来られる家庭もあり、
最近は両親で出席される家庭も増えてきている。

そんな懇談であるが、父親が来られる家庭の子どもには共通した傾向が感じられる。

それは「素直でやさしい子どもが多い」ということである。

なぜか?

私の考察では、父親が積極的に子育て、あるいは子どもの教育に関わっている家庭は、
夫婦間の会話が多く、子どもの成長を両親がしっかり考えてサポートする体制が
出来上がっている
と考えられる。

会話の多い夫婦は、喧嘩もするかもしれないが総じて仲が良いことが多い。
夫婦の仲が良いと家庭での不安や心配が減るので、子ども自身が苛々することも少なくなり、
必然的に素直な子どもに育つことになるのだろう。

そのことを意識してきたわけではないが、かく言う私も、息子たちの小学校や中学校の懇談は
妻と一緒に出席してきた。「3者懇談」ならぬ「4者懇談」となり、
対応する先生方には、机といすを用意していただくなど、毎回ご面倒をかけることになっている。


うちの息子たちが素直なやさしい子どもに育っているのかどうかは別にして、
父親の積極的な子育てや教育への関わりは、間違いなく子どもの成長を左右するものと確信している。

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この記事を書いた人

コムコムランゲージ進学教室の教室長

2020年までに指導した生徒はアルバイト時代を含め、1000人以上。
1回授業をすると、授業姿勢や表情、字の書き方などからその子の学力をほぼ正確に見抜くことができる。

家庭では2児の父で、大の旅行好き。
休みになると日本各地を巡り、本州では山形県を除いてすべての都府県を制覇している。

著書「流れがわかる中学歴史の授業」(風詠社)

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